虚弱体質とストレスの関係

現在は、ストレス社会と呼ばれるほど、ストレスのない生活の方が珍しいといえるほど、日常的にストレスを感じる日々ですが、私達の身体は、極度のストレスを感じることで、身体に悪影響を及ぼしたり、気持ちが不安になるなど、肉体的・精神的に不調が現れるようになります。

 

「気持ち」と「身体」は、別々に考えられがちですが、実はこのふたつは非常に大きく関係しているので、同じと考えた方がいいかもしれません。

 

ストレスから胃潰瘍に

 

精神的なストレスが蓄積されてしまうことで胃潰瘍になる人がいます。

 

「胃潰瘍」は、ストレスの影響によって、胃の粘膜と胃酸のバランスが乱れてしまい、そのせいで摂取した食事の消化がうまくいかず、胃痛、胸焼け、嘔吐などの症状が出てくる胃の病気です。
胃潰瘍の進行によっては、手術を行う必要が出てくるケースもあるため、ストレスを感じる生活をしている人で、胃が痛い、胸焼けしやすい、また、既に嘔吐の症状がある場合も同様に、すぐに専門医を受診してください。

 

ストレスで自律神経失調症に

 

ストレスの影響で、自律神経失調症になることもあります。
自律神経が乱れると、耳鳴り、めまい、食欲がない、睡眠不足などの症状が現れますが、「自律神経」は、私達の器官を司る重要な役割があるため、自律神経が乱れてしまうことで、身体がうまく機能せず、不調が現れます。

 

ストレスが高血圧を招く

 

高血圧と聞くと、塩分を摂りすぎていたり、肥満の人など、生活習慣病が影響した病気だというイメージが強いですが、実際にこれらは高血圧を招く十分な原因であるものの、実は精神的ストレスも、高血圧の原因になります。

 

高血圧は、自覚症状がなかなか現れないため、病気が進行していてもなかなか気付けないので、脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化などの病気が進行しやすいこともあるので、注意が必要です。

 

過敏性腸症候群

 

過敏性腸症候群は、腹痛・下痢といった辛い症状を繰り返すといった特徴がある病気である一方で、お腹が痛い・下痢をするといった、ある意味日常に起こりやすい症状であることから、あまり重視しない人も少なくないため、知らないうちに悪化してしまうこともあります。

 

日常生活において感じたストレスを脳が感知し、それが腸に伝達されて機能障害を起こしますが、そうなると、今度は腹痛や下痢などの腸の不調が脳に伝達されるため、悪循環になります。
過敏性腸症候群は、悪化してしまうことで、精神疾患を患ってしまうこともあるので、虚弱体質だから仕方ない・・・と諦めてしまうのは、禁物です。