胃を健康な状態にしてしっかり食事を摂る

虚弱体質の場合、どうしても食欲がなかったり食が細い人が多く、身体に必要な栄養を食事でしっかりと補えていない人も少なくありません。
胃を健康な状態にすると、身体が栄養を欲しがるので、自然とお腹も空いてきますが、虚弱体質を改善しようとしっかり食事を摂ったはずが、そのせいで胃痛が起きてしまったり、虚弱体質自体がストレスになってしまって胃痛を起こしてしまっている人もいます。

 

胃酸が出過ぎると胃痛が起きる

 

胃が痛くなる原因は、胃酸の出すぎにありますが、胃粘膜の内部には、「H2受容体」という神経細胞があり、この働きによって胃酸が分泌されています。
つまり、このH2受容体の働きが活発であればあるほど、胃酸が出過ぎてしまい、胃痛、腹痛といった症状が起きます。

 

ですから、H2受容体を適度に抑制させることで、胃酸の過剰分泌を防げるので、胃痛を予防・改善させることに繋がります。

 

稀なケースとして、いか、鯖には「アニサキス」という寄生虫が潜んでいます。この寄生虫を気付かずに食べてしまうことで、胃が痛くなることもあります。
アニサキスは、「−20℃」以下で死滅する寄生虫ですから、これらの食材を食べるのに心配だという場合は、一度冷凍するか、しっかり焼いて加熱調理してから食べましょう。
いかの場合、たまに短いたこ糸のようなものが身に透けてみえることがありますが、それはアニサキスなので、もしこれを発見した場合は、その身の部分ごと包丁で切り離して捨ててください。

 

食事はしっかりよく噛んでゆっくり食べる

 

食事の際は、しっかりとよく噛んで、ゆっくり食べましょう。
きちんと噛まずに飲み込むと、ほとんどその食材のまま飲み込むことになるので、消化に時間がかかるため、胃に負担がかかりやすくなってしまいます。
虚弱体質だがお肉は好きだという人は、しっかりとよく噛んで、早食いをしないように意識して食べてみましょう。

 

適度な運動と質の良い睡眠

 

虚弱体質を改善するには、毎日の生活に適度な運動を取り入れるのが理想的です。身体に負担がかかる運動は、翌日に疲れを引きずってしまう原因にもなりますから、散歩やウォーキングなど日常的に出来る運動から始めてみましょう。

 

適度な運動は、身体の血流が促進されるので、身体がぽかぽかと温かくなるのはもちろん、胃液の分泌が活発になるので、消化機能が向上するほか、運動でエネルギーを適度に消費しているので、食事を美味しく食べられるようになります。

 

そして、適度に動いた身体は、自然と心地よい眠気を誘います。
睡眠不足が続いてしまうと、胃の粘膜から「グレリン」というホルモンの過剰分泌が起きてしまい、胃が荒れてしまいます。
十分に睡眠を摂ることで、グレリンの過剰分泌を抑制し、胃痛予防はもちろん、疲労回復、ストレス解消にも繋がるので、適度な睡眠時間はもちろん、質の良い睡眠が摂れるよう、バスタイムにいい香りの入浴剤を使ったり、就寝前30分はスマホなどの電子機器を操作しないといったことを意識してみましょう。

 

虚弱体質の人で、胃痛に悩まされている人もいますが、このように、日常生活をちょっと工夫したり意識を変えてみるだけで、辛い不快な痛みを改善・予防させることが出来ます。